【強くなる将棋講座】桂の手筋
公開日:2016年11月24日
カテゴリー:将棋
桂は一番おもしろい動きをする駒といえますね。
両取りをかけるのが得意です。
【ふんどしの桂】
相手の金は初形の配置。両取りをかけましょう。
▲5三桂が「ふんどしの桂」と呼ばれる両取りの手筋。
2九の桂も8九の桂もこの5三の地点に到達することができます。
【桂の跳ね違い】
後手が△8五桂と攻めてきた場面。▲同桂と取る1手ではありません。
ここは▲6五桂とするのが厳しいです。「桂の跳ね違い」で相手の攻めを空振りさせます。
【控えの桂】
振り飛車VS居飛車急戦の中盤戦。急所の桂打ちがあります。
▲2六桂が「控えの桂」の手筋。次に▲3四桂という厳しい手をねらっています。「ふんどしの桂」との組み合わせですね。
桂はスピード感のあり、大きなリードを奪う可能性を秘めています。